「VR Theme Park Rides」VRの世界で遊園地が楽しめるVRゲーム!

総評価:
酔いにくさ:
リアル感:

steam価格:498円(税込)[DL版のみ]
対応VR機器:HTC Vive、Oculus Rift
発売日:2017年06月08日
発売元:EnsenaSoft

VR専用

 

まずはこのおすすめVRゲームの公式トレーラーをご覧ください!

 

「VR Theme Park Rides」ゲーム概要

 

「VR Theme Park Rides」はインディー系ゲーム会社のEnsena Softが開発し、

2017年6月8日に発表・発売したVR専用のアトラクションゲームです。

 

プレイヤーは架空のテーマパークを訪れ、10以上のバラエティーに富んだ

アトラクションを体験する事が出来ます。

 

忙しくて今年の夏休みが取れなかったという方は、

このゲームで遊園地に行ったような気分に浸ってみるのも一興です。

 

また、本物の絶叫系マシンが苦手な方は、恐怖を克服するための練習台として

このVRゲームを利用するのも良いでしょう。

 

尚、本作をプレイする為にはVR対応のヘッドセットが必要になるので、

事前に準備しておきましょう。

 

登場する主なアトラクションたち

 

「VR Theme Park Rides」には絶叫系マシンから家族向けの乗り物まで、

テーマパークや遊園地で人気のアトラクションが多数登場します。

ここからは主なアトラクションの数々をご紹介していきましょう。

 

◆Space Coaster

定番のアトラクションであるジェットコースターのVRバージョンで、

本作ではまるで宇宙空間にレールが敷かれているような

不思議な光景を走り抜けていきます。

 

遠くには巨大な惑星が浮かぶこのファンタジックなアトラクションは、

見る者をVRゴーグルの奥へ飲み込むような美しさと魅力を併せ持っています。

 

ただし背景が広大な宇宙空間であるが故に、

体感的にはあまりスピードを感じません。

 

ジェットコースターのスリルが欠けているのは少し残念ですが、

ある意味では絶叫系マシンが苦手な方でも楽しめる親切設計になっているので、

誰でも楽しむ事が出来るアトラクションです。

 

 

◆Free Fall

絶叫系アトラクションでは有名な高所から急降下するマシンです。

 

実物は上昇するまでのゆったりとした時間とスタート時から

一気に落下する落差が乗る人の恐怖心を倍増させる重要な要素になっていますが、

本作では単純に素早い上下動を繰り返すだけの

非常にマイルドな仕上がりになっているので、

絶叫系が苦手な方でも楽しめるアトラクションです。

 

反対に本物と同じようなスリルを求めている方には

多少物足りなく感じてしまう部分もあるでしょう。

 

◆Pilate Ship

日本では「バイキング」の名称でお馴染みの舟形ブランコのアトラクションです。

前後に最大で120度以上傾くことになるので苦手な方も多いこのアトラクションですが、

「VR Theme Park Rides」に登場するバイキングは

実際に後ろに引っ張られる感覚や内蔵が浮くような感触が無いので、

安心して乗ることが出来ます。

 

バイキング独特の動きは良く再現されているの、後はどれだけプレイヤーが視点を動かして

VRゲームに入り込むことが出来るかという部分にかかっているマシンだと言えるでしょう。

 

 

◆Booster

乗り込んだとたんに360度全方向に回転するという破天荒なアトラクションです。

本作に登場する乗り物の中では最もトリッキーかつ予測不可能な動きをするマシンで、

画面が常にぐるぐると回った状態になるので非常に酔い易くなる傾向があります。

 

3D酔いやVR酔いをしやすい人は利用を避けた方が無難なマシンです。

自分は大丈夫という人でも、乗っている最中はあまり視点を動かさない方が良いでしょう。

 

おすすめVRゲーム「VR Theme Park Rides」総評

 

本作はインディー系製作会社の作品という事もあって、

非常に簡素なグラフィックとなっています。

 

ジェットコースターで体験出来る宇宙空間内の映像は迫力がありますが、

通常のテーマパーク内には一切観客が居ないので少々寂しい印象を受けます。

 

その為本作に遊園地やテーマパークの臨場感を伴ったリアルな再現を期待する人は

肩透かしを食らう可能性があります。

 

あくまでもアトラクションに乗った時の視点を楽しむ為のシミュレーターとして

このVRゲームを見ることが出来れば、楽しめる要素は沢山あるでしょう。

 

また、一部の乗り物は非常に激しい動き方をするので、

VRゴーグルをむやみに動かすと酔ってしまう可能性があります。

 

最初は視点をなるべく固定気味に、慣れてきたら色々な方向を見てみる

というのがこのVRゲームを最も楽しめる方法です。