「Dreams」自由度の高い箱庭系PSVRゲーム!

総評価:
酔いにくさ:
自由度:

価格:未定
発売日:未定
発売元:Media Molecule

VR対応

まずは公式トレーラーをご覧ください!

 

自分で世界を形作るPSVRゲーム

 

『Dreams』はその名の通り夢の世界を作るマイクラなどに代表される、サンドボックスゲームです。

VR空間上でフィールドやキャラクターを自分で形作り思い通りに世界を作ることができます。

 

ただ2015年に開発が発表されてから以降、

具体的なリリース状況についてはアナウンスされていないので,気長に発売を待つしかありません。

開発の進行状況は開発会社のMedia Molecule公式チャンネルで見ることが可能です。

 

Media Moleculeはクリエイトな作品を手がけるゲームスタジオ

 

本作を開発しているMedia Moleculeは、2006年に設立したイギリスのゲームスタジオです。

2008年にはサンドボックスによるアクションゲーム『LittleBigPlanet』をリリースし、

2011年にはその続編『LittleBigPlanet 2』も開発しています。

 

また、2013年にはペーパークラフト要素が新鮮な『TearaWay』

という意欲作を発表し、2015年には続編『Tearaway Unfolded』も手がけました。

本作『Dreams』も革新的なVRゲームになることは間違いありません。

 

まるで『ラクガキ王国』なキャラクターメイキング

 

2002年にプレイステーション2用ソフトとして『ラクガキ王国』が発売され、

2004年にはその続編『ラクガキ王国2 魔王城の戦い』も続きました。

 

『Dreams』では自分で操作するキャラクターを作ることができるのですが、

このキャラクターメイキングはまるで『ラクガキ王国』シリーズのようなものとなっています。

 

3D空間上でキャラクターを形成していくのですが、

その操作はより直感的で文字による説明を不要としたデザインとなっています。

 

『ラクガキ王国』は3Dエディタの感が強いキャラクターメイキングでしたが、

より思い通りの編集が可能となりました。

ただアイコンの数は膨大で、一通り理解するまでは苦労するかもしれません。

 

質感も自由に変えられる

 

作成するオブジェクトの質感は多種多様です。

通常の3Dオブジェクトの質感はもちろんのこと、

まるで絵画のような質感を与えることも可能となっています。

 

プリセットとして用意されているので、

簡単に味わいのある質感をオブジェクトに与えることが可能です。

 

まるで油絵のような表現はPS4の性能と相まって

リアルな質感を与えてくれます。

 

他ユーザーの作ったオブジェクトを利用可能

 

キャラクターメイキングの際に自分の技術だけでは実現できない事もあります。

特にこうしたエディタ系のゲームというのは職人並みのユーザーが作成したパーツと、

 

自作パーツでは天と地の差が出て落胆し号泣するものです。

ところが本作では他ユーザーの作成したパーツを利用することができるのです。

 

ポイントは「パーツ」単位で利用できるという点です。

例えば眼球の作成が上手くいかないとき、英語版の場合「eyeball」「eyes」

などで検索すれば眼球のパーツが見つかり自分のキャラクターに利用できます。

 

そのため自分で作ってもしっくりいかないパーツを他ユーザーの作成したパーツを流用することで、

より思い通りのキャラクターに近づけることができる訳です。

 

また、他ユーザーの作成したキャラクターすら利用することができます。

この要素はかなり大きく強い要素と言えるでしょう。

 

かつて実現できなかった環境

 

『ラクガキ王国2 魔王城の戦い』はキャラクターを自由に動かせるアクションゲームで、

たくさんの複雑で作りこまれたキャラクターが生まれました。

 

ですがそのキャラクターを他ユーザーが利用するには結構なハードルがあり、

容易に利用できる環境では無かったのです。

 

本作『Dreams』は他ユーザーの作成したキャラクターを簡単に利用することができます。

それはかつて『ラクガキ王国』に嵌まったユーザーが望んでいた世界と言えるでしょう。

もし日本で本作がリリースされたらオリジナルや、

2次創作に関わらず様々なキャラクターが作られるかもしれません。

かつて『ラクガキ王国』の作品群がそうであったように、

作りこまれた素晴らしいキャラクターで溢れる日は近いでしょう。

 

フィールドも自分で作れる

 

『ラクガキ王国』には無かった機能としてフィールド作成機能があります。

質感も雰囲気も全てユーザーの思いのままにフィールドを作成することができます。

 

もちろんフィールドという大きなオブジェクトを作成する訳なので、

作りがいのあるものとなるでしょう。

 

といってもコピーとペーストを繰り返せばそれなりの見栄えになるようです。

もちろんこちらも他ユーザーの作成したパーツを利用できるはずなので、

そうなれば本格的な町を作ることすら可能になるかもしれません。

 

サンドボックスゲームの旗手となるか

 

『Dreams』は自由度が非常に高いサンドボックスゲームです。

こうしたゲームはユーザーの技術力に世界の完成度が依存するものですが、

他ユーザーのパーツやキャラクターを利用できることから

その問題は解決されていると言えるでしょう。

 

また、かつて『ラクガキ王国』のユーザーが夢見たゲーム世界と言えるかもしれません。

興味深い作品ですがリリース時期は未定です。

続報を待ちましょう。