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steam価格:1,280円(税込)[DL版のみ]
対応VR機器:HTC Vive
発売日:2017年05月19日
発売元:Degica
まずはこのおすすめVRゲームのプレイ動画をご覧ください!
SAT-BOX開発のVRゲーム
VRゲームにも続々と日本の開発チームが参加するようになってきました。
カプコンによるビッグタイトル『BIOHAZARD 7』はもちろん、
インディーとしては不思議な世界観の『ヘディング工場』がリリースされ、
往年の名作のVRバージョンである『クーロンズゲート朱雀』も開発中です。
そしてこのVRゲームもそんなインディータイトルの1つとなります。
開発チームのSAT-BOXはこれまでスマートフォン用アプリを主なフィールドとして
無数の作品をリリースしてきました。
アプリ開発会社がVR市場に参入する例としてはコロプラを挙げることができますが、
SAT-BOXもVR市場を狙っているのかもしれません。
そんな同社によるVRゲーム、早速内容を見ていきましょう。
舞台はボクセル世界
ボクセルというのはいわゆる『Minecraft』のような3次元空間をブロックで構成した世界を指します。
丁度2次元ゲームにおけるドット絵表現を3次元にしたような形で、
3D表現でありながらどこか懐かしさを感じるでしょう。
VRゲームはデバイスの性能に制限を受けるため、
未だ高解像度でプレイするには難しい状況なのでボクセル表現はうってつけと言えるかもしれません。
ステージの種類は6種類
本作には難易度と紐付けされたステージが4つとエンドレスモード、
それからチュートリアルを含めると合計6つのステージを楽しむことができます。
難易度別のステージは以下の通りです。
City:昼の街中、最も簡単です。
Desert:砂漠が部隊、難易度は普通です。
Base:基地にゾンビが続々襲来する、難しめとなります。
Airport:空港での激闘、これも難しいです。
正直なところゲームコンテンツとしては豊富とは言えませんが、
これは多くのVRゲームも同様なのでこの業界における作品としては
普通の量のコンテンツといったところです。
むしろエンドレスモードがあるためこのVRゲームを気に入ったなら
ずっと遊び続けることができるでしょう。
射撃だけに集中できる作り
本作では基本的に自分で移動することはできません。
演出上乗り込んでいるトラックが移動することはありますが、
これは自分の意思で動かせるものでは無いのです。
丁度アーケードゲームのガンシューティングのようなものとなります。
手元には様々な銃が用意されていて、これを持ち替えつつ射撃することになります。
移動できない、というより移動する必要が無いため射撃に集中することができる、
といった方が正確かもしれません。
色んな銃器を駆使して迫り来るゾンビを撃退していきましょう!
ステージによって使える銃は異なる
例えばDesartステージではハンドガンやアサルトライフル、
それからロケットを使うことができます。
ロケットを使うことで登場してくる強力な敵をやっつけることができるのです。
また、Baseではガトリングガンが登場し、
Airportではスナイパーライフルも使えます。
そしてそれぞれの武器に対応した敵が登場します。
ステージ毎に特殊な状況ないし強力な敵が設定されていて、
その解決法として特殊な武器が用意されているという形です。
このVRゲームに登場する銃器について見ておきましょう。
ハンドガン:最も基本的な銃器で玉数少なめで単発。
サブマシンガン:連射力が強く接近してくるゾンビに強い銃です。
アサルトライフル:あらゆる距離に対応できるFPSでお馴染み万能銃。
ショットガン:近距離に最も向いている銃。
グレネード:投げると爆発して大きいダメージを敵に与えることができます。
ロケット:強力な敵を倒すのに有利。
スナイパーライフル:スコープがついているので遠距離の敵を倒しやすいです。
銃器として一通り揃っている状況なのでFPS経験者なら直ぐになれることができるはずです。
状況に合わせて目まぐるしく武器を持ち替えつつ戦っていきましょう。
目まぐるしい武器の持ち替え
このVRゲームはシューティングゲームではありますが、既存のゲームとは異なり
「武器の持ち替え」が重要な要素となっています。
例えばアサルトライフルでゾンビを倒していたら戦車が出てきたとします。
このときロケットに武器を持ち替えて対応しなければなりません。
ですがもちろん同時にゾンビも迫ってきます。
ゾンビにロケットを撃つのはもったいないので他の銃に持ち替えたいところです。
このようにそれぞれの状況に相応しい銃器が存在しているのでVRゲームならではの
「武器の持ち替え」について対策が必要となるかもしれません。
色々な方向から迫ってくるゾンビ
ステージによるのですが、何も1方向からゾンビが迫ってくるわけではありません。
中にはプレイヤーを囲んで全方向からゾンビが襲い掛かってくるステージも存在しています。
そのためプレイヤーは常にあらゆる方向へ警戒しなければいけません。
このおすすめVRゲームのゾンビは実のところかなり移動速度が遅く、
結構余裕で倒せるのですがこの「色々な方向から襲ってくる」という要素があるために苦戦するはずです。
いくらゾンビの移動速度が遅くてもプレイヤーが気付かなければ直ぐに近づかれてしまいます。
高難易度やエンドレスモードでこうしたゾンビのやっかいさを味わうことができるでしょう。
基礎がしっかりしているので誰でも楽しめる
『Voxel Shot VR』は銃の挙動やリロードといった要素がしっかり作られています。
そのためストレスを感じることなく迫り来るゾンビをやっつけることができるでしょう。
土台がしっかりしているためどのようなプレイヤーでも楽しむことができるはずです。
HTC Viveを所有している方は試してみて下さい。