「VR Sports」プロスポーツ選手の視点を自宅で楽しめるVRゲーム!

総評価:
酔いにくさ:
爽快感:

steam価格:1,280円(税込)[DL版のみ]
対応VR機器:HTC Vive、Oculus Rift
発売日:2017年03月13日
発売元:Degica

VR専用

 

まずはこのVRゲームのプレイ動画をご覧下さい!

紹介元:GP SB様

 

プロの視点を自宅で体感『VR Sports』

 

『VR Sports』は2017年3月14日にリリース日:された、Windows対応の1人用VRゲームで、

開発はSAT-BOX(株式会社アートテクニカル)が行い、

販売は株式会社デジカが行なっている、

VR空間で現実に存在するスポーツを体験するVRゲームです。

 

日本語、中国語、英語に対応しており、使われる単語などは簡単な言葉が多いので、

どの言語設定で遊んでも概ねゲームの概要は理解することができます。

 

体験できるスポーツの種類は全部で7種類になっており、それぞれ有名なスポーツで、

誰しもが一度は目にしたことがあるものばかりです。

 

なので、ゲームルールもスムーズに理解でき、

手軽にVRゲームを楽しむことができると思います。

 

『VR Sports』のVR空間で行なうスポーツは現実世界のプロ級の腕前

プレイヤー自身が体験できるような作りになっていて、

例えばバスケットボールのシュートやクレー射撃、弓道など、

そこそこ練習しないと上手くできないスポーツでもVRゲームを通すことで、

簡単な操作1つでプロ級の精度を保ったプレイを行なうことができます。

 

通常価格はsteamにて1,280円とお手頃で、子供からお年寄りまで楽しめ、

身体を動かすことでVR空間でも良い運動になり、

健康面を考えてもプラスなことが多いVRゲームになっています。

 

7種の種目でプロになれるVRゲーム

 

本作は名古屋にある開発会社SAT-BOXが、SteamでリリースしたVRゲームで、

7種類のスポーツを簡単に楽しむことができ、

今後は更に幾つかの競技が順次増える見込みとなっています。

 

◆ボウリング

 

まず1種目目はボーリングです。

重さやコントロール性能が異なるボールからプレイヤー自らが選んでプレイしていきます。

 

ボールのポンドはVR空間なのでプレイヤー自身がその重さを感じることは無いですが、

プレイの内容やボールを投げた時のボールの動きに変化が出てくので、

色々な重さのボールを投球してみて、自分に合ったボールを探してみましょう。

 

そう考えいると現実のボーリングと似たところがありますね。

 

また、現実世界と同じようなボールが配給される場所があり、

ボールを選ぶ時にはスピード(早さ)、ウエイト(重量)、スピン(曲がりやすさ)の3つの値が

表示されるようになっているので、参考にしましょう。

 

投球する際はViveのコントローラーを振ることで投球することができます。

 

ボーリングのピンは現実さながらの遠さに配置されていて、

プレイヤーの視点から見るとピンはかなり遠くの方にある様に見えます。

 

「これ本当に大丈夫か?」と一瞬思ったのですが、ボールを投球すると、

気持ちいいくらいのスピードでボールが飛び出し、爽快感溢れる音と共にピンを弾きます。

 

画面の上方には現実のボーリング場と同様に、倒したピンの配置と残数、

そしてスコアが表示されます。

 

ストライクやスペアを出したときにはエフェクトがかかり、

綺麗な星が散らばるので、現実空間とはまた違った爽快感を感じることができます。

 

◆サッカー

 

次に2種目目はサッカーです。

ルールは非常にシンプルで、サッカーのフリーキックと

同じ状況のシチュエーションになり、5回のフリーキックを阻止します。

 

飛んでくるボールに合わせ画面上に表示された手を動かして

Viveのコントローラーを使用して弾き返します。

 

普通のゲーム画面で行なうと単純でつまらないゲームでもVRにすると

こんなにも臨場感があり、楽しめるのかと驚きました。

 

ルールが簡単が故にあなどってしまうのですが、

飛んでくるボールの早さはまさにメッシやネイマールが蹴ってくるボールのようなスピードで、

「ボールが見えた!」と思ってからゴールポストまで到達するまでの時間は一瞬です。

 

ゴールキーパー視点でみるサッカー場の臨場感もそうですが、

壁の向こうにキッカーがいる風景を主観で見るときの

緊張感を体験することができます。

 

キッカーは5本のフリーキックを蹴ってくるのですが、それぞれ角度が違います。

ボールをセーブすると球場上空に花火が打ち上げられ、

ゴールを許すと会場からブーイングが発生するというユニークな仕様になっています。

また、PKのシチュエーションもあり、そちらは1対1とさらに緊張感が増します。

 

◆ホームラン競争

 

ピッチャーとの1対1のホームラン競争で、ピッチャーが意地悪なボールを投げて来ることはありません。

プレイヤーは思いっ切るフルスイングをしてホームランを狙っていきます。

 

スタジアムの背後のバックスクリーンに残りの投球数とスコアが表示されます。

ボールを打った時の音と、ホームランが入った時の快感はVRならではの快感を味わえます。

 

◆バスケットボール

 

時間内にフリースローを決めまくるゲームです。

バスケットボールは重くて女性にとって難儀なスポーツだと思いますが、

ゲーム内ではプロ級のシュートを手軽に打つことができ、

ゴールポストにスポッと入る感覚は病み付きになります。

 

◆弓道

 

弓道場に立ち、本物さながらのシチュエーションで弓を引き、的に打ち込みます。

 

BMGも和風になり、背景も五重塔が見えるなど日本を意識した作りなので

精神集中して射ることができます。

 

◆クレー射撃

 

一番馴染みのない競技だと思いますが、だからこその面白さがあり、

両脇から放たれるターゲットを銃で打ち抜きます。

 

一見「無理だろ!」と思うのですが、ヒット判定が広いので、

ストレス無く射撃の名手になれます。

 

◆ボクシング

 

相手ボクサーの目の前に立ち、主観視点でボクシングを楽しめます。

相手に打ち込む動作を相手の攻撃を防ぐ動作を組み合わせ、相手を倒します。

 

自分がノックアウトした場合はコントローラーを振りまくることで

復活することができます。

 

『VR Sports』の総評

 

VR初期のゲームに相応しいゲームだと思います。

シンプルかつハマり、運動にもなるのでおすすめVRゲームです。

 

1人用のゲームですが、友達を呼んでスコアを競い合うなどの楽しみ方も出来るので

盛り上がること間違いなしです。

 

これからもアップデートによる競技の増加が見込まれているので、

是非プレイしてみてください。