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価格:1,480円(税込)[DL版のみ]
対応VR機器:HTC Vive、Oculus Rift
発売日:2017年04月21日
発売元: Excalibur Games
まずはこのVRゲームの実況動画をご覧ください!
紹介元:那智のゲーム実況様
Craft Keep VRってどんなVRゲーム?
Craft Keep VRは鍛冶屋経営型のシミュレーションゲームで、
本作の世界観はショップ経営型のシミュレーションゲーム
「Shoppe Keep」と同様のものになっています。
それもそのはずで、これはゲームを作成しているメーカーが同じだからです。
さてその内容はというとプレイヤーが鍛冶屋となって、
様々な武器や商品を作っていくのが基本の楽しみ方です。
さらにそうやってプレイヤーが作成した武器は販売することも可能ですので、
この点がショップ経営型のVRゲームということになるわけですね。
ただしごく当たり前のショップ経営ゲームではありません。
それというのもこのCraft Keep VRの舞台となるのは、
ドラゴンや魔法などが登場するファンタジーな世界だからです。
ですからただの武器や商品ではなく、魔法要素のある商品も作成できるというわけなのです。
そしてもちろんバーチャルゲームである以上、
プレイヤー視点で武器や商品などを作成できるのが本作の一番のウリであり魅力です。
まるで実際に自分の手で武器を作っているかのような感覚を味わえるため、
子供の頃に工作で武器を作ったことのあるかつては少年だった男性にはもちろんのこと、
ショップ経営という点では女性にも楽しんでいただけるものでしょう。
また本作はバーチャルコントローラーだけでなく、
マウスやキーボードによる操作にも対応しているのが特徴の1つです。
これこそがこのゲーム独自の特徴と言えるべき点であり、
簡単に言えばバーチャルプレイヤーとマウス・キーボードプレイヤーが
同じ世界でプレイできるということになります。
これはローカルマルチプレイと呼ばれるシステムであり、
他にはない一風変わった要素と言えるでしょう。
このようにバーチャルゲームでありながら、バーチャル環境が整っていないプレイヤーでも、
マウスとキーボードさえあれば自由に遊べるというのが1つの魅力です。
基本的な遊び方
Craft Keep VRでは客からの注文を受けて、商品を作成していくことになります。
作成できるアイテムは多種多様であり、たとえばその武器の種類には刀やクロスボウなどがあります。
また作成までの工程は作るものによって変わってきますので、
いいものを作ろうと思えばそれなりに複雑な工程が必要になってきますね。
たとえば金属を炉にくべたり、ハンマーで叩いたり、
素材を組み合わせたりなどといったことを行って、アイテム作成を進めていくわけですが、
こうした工程は実際に鍛冶屋という職業でもない限り、
現実にはなかなか体験できるものではありません。
しかしこのVRゲームではそれを体感できるのですから、堪りませんよね。
もちろん作成までの過程はリアルに作られているため、
自分の手で作っているという感覚を存分に味わえるのではないでしょうか。
注文を受けてから作るので、まるで本当に鍛冶屋になって働いているかのような気分にもなれるかもしれませんね。
また本作は武器やアイテムを作成するだけではありません。
壊れた武器を修理するといったこともできます。
客からの注文は作成だけには留まらないので、
鍛冶屋として様々な体験ができると言えるでしょう。
作り方次第、あるいは使う素材によっては非常に強力な武器を作ることも可能ですし、
そこはプレイヤーの鍛冶屋としての腕の見せ所です。
ぜひとも一流の鍛冶師となることを目指して奮闘してみてくださいね。
そして実際に両手を動かせばゲーム内のものも動くので、
操作は非常に直感的なものとなっています。
マウスやキーボードでも操作は可能ですが、本作をより楽しみたいのであれば、
やはりバーチャルコントローラを使ったほうが良いと言えるでしょう。
鍛冶屋だけじゃない
Craft Keep VRでの基本的な職業は鍛冶屋です。
しかし他にも職業が存在します。
それは錬金術師です。
本作には回復アイテムなどの魔法的要素を持った品物も登場し、
これらの商品を作るには錬金術を用いる必要があります。
錬金術では素材の組み合わせはほぼ無数にあるといえ、
プレイヤーの好きなようにアイテムを作成していくことが可能です。
鍛冶屋とは異なるアイテムの作成過程を体験できるため、錬金術師もオススメです。
自由度が高いVRゲーム
Craft Keep VRはただ単に武器を作って終わりではありません。
注文を受けて作成する以上、客に販売するのは当然です。
しかし作った武器は販売するだけでなく、プレイヤー自らが使うこともできます。
作ったばかりの武器を客に向かって使うことができ、
簡単に言えば街の人に対して自由に攻撃が可能というシステムになっています。
客に対して攻撃するも良し、あるいは通行人に向かって武器を使うも良し、
住民を恐怖に陥れる殺人鬼になるも良しとプレイヤー次第で様々な遊び方が可能です。
もちろん人気の鍛冶屋を目指して努力するのもありです。
このVRゲームにはプレイヤーの数だけ楽しみ方があると言えます。