「Ultimate Booster Experience」VR酔い間違いなし!?ジェットコースターで”最怖体験”ができるVRゲーム!

総評価:
酔いにくさ:
リアル感:

価格:498円(税込)[DL版のみ]
対応VR機器:HTC Vive、Oculus Rift、OSVR
発売日:2016年4月16日
発売元: GexagonVR

VR専用

 

まずはこのVRゲームの公式トレーラーをご覧ください!

 

Ultimate Booster ExperienceってどんなVRゲーム?

 

Ultimate Booster Experienceはゲームというよりも映画、

あるいは映像体験に近いもので、実際に絶叫マシンに乗っているような臨場感を

自宅で味わうことが出来るVRゲームです。

 

本作にゲーム的な要素はほとんどありません。

プレイヤーはまるで本物のような臨場感を味わいながら絶叫を上げる、これだけです。

 

わざわざ遊園地に行かなくても絶叫マシンが楽しめるため、

ジェットコースターに今すぐ乗りたい、頻繁に乗りたい、という方にオススメでしょう。

 

たかがゲームなのに本当に怖いの?

 

絶叫マシンに乗っているような気分を味わえるだけなら、

そんなに怖くはないんじゃないか……? 

と懸念する方も少なくはないでしょう。

 

このVRゲームはそんな油断は全力で壊しに来る、徹底的な臨場感を再現しています。

 

いくらゲームとはいえVRでは自分がその世界にいるかのように画面を見るわけですから、

ゲーム画面を見ているにも関わらず本当に絶叫マシンに乗っているかのような感覚を味わえます。

 

少しずつ高度が上がっていく緊張感や、

周囲の環境音など絶叫マシンに欠かせない要素は全て盛り込まれていますよ。

 

画面も絶叫マシンの動きに合わせてただ風景が高速で動くだけではありません。

絶叫マシンの高度に合わせて少しずつ揺れが激しくなってきますので、

視界の動き方は正に本物の絶叫マシンそのもの。

 

むしろ安全装置が付いてなくてプレイヤーが体を動かしやすい分、

それ以上の怖さがあります。

 

ゲームであることを良いことに、構造上難しいレールを遠慮なく走ったりしますので、

かなり非現実的な視界を高速で移動することになるでしょう。

これは絶叫マシン慣れした人でも声を上げてしまいかねません。

 

海外のゲームはこういった恐怖演出に遠慮がないため、コースもかなり長めです。

もし途中でどうしても最後まで乗っていられないとなったら

キャンセルしてゲームを終えてください。

 

VRゲームの中でもダントツで酔いやすい作品

 

VRゲームの多くは、プレイヤーを酔わせずに長時間プレイするためには

どうすればいいかを追求して開発されています。

 

実際に自分がゲーム画面にいるかのような錯覚を与えるという

コンセプトは面白いのですが、

視点移動がリアル過ぎて酔ってしまう人が多いのが今でも問題視されていますね。

 

そのため画面揺れを極力抑えたり、色合いを控えめなものにしたりと

各社それぞれの方法でプレイヤーが酔わないような工夫を日夜追及しています。

 

しかしながら、本作はそういった工夫は一切加えておりません(笑)

むしろ題材が絶叫マシンなものですから、

画面は揺れますし視界は目まぐるしく変わるしで

本作以上に酔いやすい作品は今後登場しないのではないかと思う程です。

 

何せタイトルがUltimate Booster Experience(直訳:究極のブースター体験)ですから、

プレイヤーに恐怖を与えることを目的としているVRゲームです。

 

たかがゲーム……と軽く見ていると間違いなく酔いますし

最悪の場合は嘔吐してしまうかもしれません。

 

それだけ臨場感の強いVRゲームですので、

プレイする際は細心の注意を払って遊んでみてください。

 

このVRゲームを遊ぶ上で注意したいこと

 

前項の通り、本作はとにかく酔いやすくただ遊ぶだけでも少々危険なVRゲームです(笑)

緊張感や臨場感を追求して作られているのはいいのですが、

あまりにもリアル過ぎて絶叫マシン慣れしていない人にはトラウマになりかねません。

 

そんな本作を少しでも快適に遊ぶためには、まず必ず座ってプレイしてください。

絶叫マシンが高高度から一気に急降下するシーンではめまいを引き起こす可能性が高いため、

立ったままプレイしていると危険です。

 

座っていても自然と体が揺れてしまうようなVRゲームですので、

必ず座った状態でのプレイを推奨します。

 

また、絶叫マシンの走行中は首をあまり回さないようにしてください。

VRではプレイヤーを中心とした360度全ての視界をちゃんと作ってありますが、

下手に横や後ろの景色を見ようとすると高確率で酔います。

 

まずは正面の景色を十分に堪能し、VRゲームに慣れてきたら横や後ろの景色を楽しんでみてください。

 

横や後ろの景色の流れ方は人間の脳の捉え方として非常に不自然なものとなるため、

正面を向いている時以上に酔いやすくなってしまいます。

 

高速で移動している中に更に首の動きによる視界の移動が加わってしまうと

本当に何が起きているのか分からなくなってしまうので絶対に注意してください。

 

座ってプレイする。走行中は首を回さない。

この2点を守っていれば多少は酔いにくく、安全にプレイすることが出来るでしょう。

 

まるで本物の絶叫マシンに乗っているような臨場感が味わえる

Ultimate Booster Experienceはいかがでしたでしょうか。

 

ゲーム性はほとんどなく、ほぼ見るだけの作品ですが、

その分気合を入れて作り込まれているため初回プレイではまず間違いなく声を上げてしまうでしょう。

 

今後のアップデートによってマシンやコースが追加されるようなので、

是非楽しみにしていてください。