「Overkill VR」シンプルながら、やり込み要素もある人気VRFPSゲーム!

総評価:
酔いにくさ:
爽快感:

価格:1,980円(税込)[DL版のみ][DLCあり]
対応VR機器:HTC Vive、Oculus Rift、ORVR
発売日:2016年11月16日
発売元:Game Troopers

VR専用

まずはトレーラーをご覧ください!

 

VRでも単純で楽しめる工夫がされているVRゲーム「overkill」

 

2016年の11月に発売されたアクション・シューター・FSP作品です。

現実的な銃撃戦と非現実的な、ゲームとしての操作の簡単さを巧みに組み合わせられています。

 

その結果として初心者でも参入しやすく、

マニアックなプレイヤーでも楽しめるようになっており、

 

戦場のリアルとゲーム性のバランス、両方が体感的に楽しめるVRゲームです。

 

また、シューティングゲームが苦手な人でも、簡単に楽しめ、多彩な武器や

アップグレードによる強化などを楽しめる仕様になっています。

 

VRゲームの舞台

 

残虐な敵と殺戮マシーンが支配する街が舞台です。

その中であなたは住民の希望となるため、武器をもって立ち上がり、

反乱軍を導いて、街の平和を取り戻していきます。

 

次々に沸き上がる敵に無慈悲な攻撃にあなたはどんどん引き込まれていき、

この気付くとこのVRゲームに没頭しているでしょう。

 

現実と非現実が織りなすゲームバランス

 

リロードはボタン1つで、従来のFPSのような

複雑でリアルな動作は必要なく、初心者でもストレスなく楽しめます。

 

しかし、銃の使用方法、狙い方は実にリアルです。

プレイヤーはその場から移動することは出来ず、

壁に隠れ、銃の弾数に気を配りながら敵を狙い撃ちプレイを進めていきます。

 

移動無しと聞くと一見自由度が少なく感じますが、

この縛りがあるからこそ、逆にシューティングに集中できるといった楽しさがあります。

 

複雑すぎず、リアルすぎず、プレイヤーの楽しさを優先した

非常にバランスの良いVRゲームになっています。

 

故にシューティングゲームになれていないユーザーが

好んでプレイし、FPSの楽しさを実感できる様な内容になっています。

 

プレイの爽快度を格段に上げる銃の豊富さ

 

ほとんどのシューティングVRはピストルがメイン武器ですが、

overkillでは武器の多さが多くのプレイヤーからの好評価の理由になっています。

 

アサルトライフルサブマシンガンショットガンスナイパーライフルなど、

そして戦闘に持ち込むことができるのは、2つのメイン武器と、1つのサイドアームです。

 

また、各武器のカテゴリーごとにも複数の武器が用意されているので、

自分のプレイスタイル、使いやすさに応じて、好きな武器を持って戦うことが出来ます。

 

さらに戦場に行く前にはロードアウト画面で武器やアーマーを選択肢、

戦いにあわせて組み合わせていく必要があり、

ミリタリー好きには堪らないシステムになっています。

 

このVRゲームの楽しさを決定づけるカスタマイズシステム

 

武器の豊富さに合わせて注目したいのが

カスタマイズシステムです。

 

戦場で稼いだXPでレベルを上げ、戦場で稼いだお金で

次々と出来ることが増えていきます。

 

まずXPを稼ぎレベルをアップさせることで、

新しい武器がアンロックされ、お金を使って購入、カスタマイズできます。

 

しかも武器によっては10カ所以上カスタマイズの余力を残しており、

武器のアップグレードが1つのやり込み要素となっています。

 

しかし、武器の多さ故に、

アップグレードするためのお金が中々貯まらないといった難点もあります。

 

自分の好みの武器を決め、集中的に強化し、

戦闘に勝てるようにしていくことで効率的に戦力を上げていくことが出来ます。

 

一筋縄ではいかないミッションの存在

 

このおすすめVRゲームはステージをクリアすれば進めるといった単純なものではなく、

ステージごとに定められた4つの特殊条件をクリアすることが求められます。

 

その条件は

「制限時間以内にクリア」

「弾数は○○発以内」

「リロードの回数は○○回行なう」

「ヘッドショットを○○回行なう」

 

など様々で、その条件がより一層の緊張感とゲームレベルの調整に貢献しています。

 

条件をクリアすることでスターが貰えるのですが、

一定数のスターを獲得することで次のステージへと進むことができます。

 

また、スターを獲得するとボーナスでXPやお金を獲得することが出来るので、

レベルアップや武器のアップグレードとも直結しており、

条件をクリアしてスターを獲得することは

このVRゲームの1つのポイントとなっています。

 

おすすめVRFPSゲーム「overkill」の総合評価

 

従来のFPSにはない武器の豊富さと

カスタマイズシステムを組み込んだマニアでも楽しめる要素と、

移動無し、戦闘は隠れる、撃つ、そしてボタン1つでリロードという

初心者でも楽しめる様なバランスの良い内容になっており、

日本人向けのような取っ付きやすさになっています。

 

改善点としてはステージのボリューム感の低さと

カスタマイズにかかるお金が足りないといった点でしょうか。

 

 

ただ、頻繁にアップデートが行なわれており、

これから改善が期待される可能性大なので、

カスタマイズの豊富さは将来的に考えると

ゲームのやり込み要素としては長期的に楽しめるというプラスの要素をなると思います。

 

また、VRゲーム全般にいえることですが、操作環境を調べてから購入するようにしましょう。