「The Brookhaven Experiment」迫りくるゾンビの恐怖をPSVRゲームの世界で・・・

総評価:
酔いにくさ:
恐怖感:

価格:1,999円(税込)[DL版のみ]
発売日:2017年02月23日
発売元:Phosphor Games, LLC

VR専用

まずはこのホラーVRゲームの公式動画をご覧ください!

 

The Brookhaven ExperimentってどんなVRゲーム?


The Brookhaven Experimentはサバイバルホラーシューティングゲームです。

ストーリーは謎の怪物が別次元からやってきて人類を襲い始めるというものです。
プレイヤーは与えられた武器を用いて怪物を撃退し、生き残りを目指していきます。

怪物を撃退していけば、おのずと世界に迫る災厄の原因にたどり着くことが出来ます。

 

怪物に殺されることなく生き残ることができれば、

世界を未曾有の危機から救うことも不可能ではありません。

 

グラフィックはかなりリアルなものになっており、まるでハリウッド映画並みのクオリティです。

造形が不気味でグロテスクであるため、ホラーが苦手な人にとってはかなりの恐怖となることでしょう。

 

ホラーに慣れている人でもバーチャルリアリティ特有のリアルさとあいまって、

ゲームとは思えないほどの実体となって恐怖が迫っているため、

ホラー好きにもオススメできる怖さのVRゲームとなっています。

 

 

また当然サウンドも恐怖を呼び覚ますものです。

どこからともなく聞こえてくる不気味な音が、

怪物が跋扈しているVRゲームの世界へとプレイヤーを引き込むことでしょう。

 

画面全体が暗くなっているのも恐怖感を与える良いアクセントになっています。
バーチャルゲームだからこその恐怖と不気味さを合わせたこのPSVRゲームは

ホラー好きにかなりオススメの作品です。

 

基本的な遊び方

 

The Brookhaven Experimentにはキャンペーンとサバイバルの二つのモードがあります。

キャンペーンは武器を強化していき、ステージを次々とクリアしていくモードです。

このモードでは武器や強化のアイテムなどを自由に選択できるようになっています。

 

サバイバルは獲得した得点に応じて様々なアイテムを購入できるモードです。

このモードではステージが終わるたびに武器を購入する必要があります。

 

というのもサバイバルでは一度買った武器を使いまわすことが出来ないため、

ステージごとに違う武器を選ばないといけないのです。

 

ですのでサバイバルモードはゲームに慣れた上級者向けであり、

初心者はキャンペーンで腕を磨いていくのが良いでしょう。

 

またこのゲームでは与えられた武器や道具を使っていきますが、

銃弾の数が決まっているため、無駄撃ちすることはできません。

 

普通ホラーシューティングゲームでは無制限に弾をリロードできるものですが、

今作はリアルさを追求しているため、リロードできる回数も決まっています。

 

つまり弾を全部使い切ってしまえば補充することができないようになっているのです。

 

銃弾がなくなればプレイヤーは今度はナイフを使って怪物相手に応戦していくことになります。

ですが火炎瓶などのアイテムも登場するため、

銃が使えなくなっても戦えないというわけではないので安心してください。

 

それにウェーブ制のゲームであるため、一定数の敵を撃破すればウェーブクリアとなり、

弾薬の補給をすることができます。

 

ただ回復アイテムもここでゲットするため、

状況によっては弾薬を補充できずに次のステージに進まなくてはいけないこともあるでしょう。

 

また本作の舞台は基本的には暗闇の中です。

 

なのでライトをつけて明るくして、敵を発見して倒していくことになるのですが、

このライトも無制限に使えるわけではありません。

 

充電が切れたら使用できなくなるので、

使いどころのタイミングを見極めることが必要です。

 

さらに他のシューティングゲームではあまり見られない要素として、

照準が廃止されているというものがあります。

 

照準がまったく表示されないので、プレイヤーは敵にしっかりと狙いを定める必要があります。

操作自体は敵に銃を向け撃つというシンプルなものですが、

照準がなくなるだけで一気に難しくなります。

慣れないうちは敵に銃弾を当てるだけでも苦労することでしょう。

敵がどこから来るか分からない恐怖

 

The Brookhaven Experimentは一人称視点で進むゲームになっています。

ですのでプレイヤーの視線の方向によっては敵の姿がまったく見えず、

いつの間にか攻撃されていたということもありえるのです。

 

しかも暗闇の中ですから、いつどの方向から襲ってくるのかの予測がつきません。

常にドキドキとした緊張感の中、ゲームを進めていくことになります。

 

背後から襲われることももちろんあり、

目の前の敵だけに集中していてはステージをクリアすることはできないでしょう。

 

一体ずつ襲ってくるわけではなく、大勢で一挙に攻め込んでくることもあるため、

状況に応じて攻撃手段を変える適切な判断力も必要になってきます。

 

敵の種類も豊富で、ゾンビやら虫やらいろいろな怪物が襲ってきます。

それぞれ弱点や特徴なども異なってくるため、

いかにどういうタイプの敵なのかをいち早く見極めることが出来るかが勝利のポイントとなります。

 

自分自身が襲われているというリアルさを身を持って体感できるのが、

このゲーム最大の魅力と言えるかもしれません。