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価格:84,110円(税込み)
発売日:2016年04月05日
発売元:HTC,Valve Corporation
まずは公式動画でHTC Viveをチェック!
人気VRゴーグル「HTC Vive」製品概要
「HTC Vive」は、台湾を拠点とする情報端末メーカー「HTC」と、
大手ゲーム配信サイト「steam」を運営しているアメリカの会社「Valve Corporation」が
共同開発したVR専用のヘッドマウントディスプレイで、2016年4月5日に発売されました。
現在ゲーム配信サイト「steam」内にあるVRストア「steamVR」には、
「HTC Vive」でプレイ可能なVR専用のPCゲームタイトルが1,500本以上用意されており、
現在も着々と対応ソフトが増え続けています。
PCゲームをVR環境でプレイしたい場合、膨大なソフトの選択肢がある
「HTC Vive」は有力な選択肢になることでしょう。
「Vive」の日本版公式ホームページから購入した場合の価格は税込みで84,110円となります。
尚、日本版公式ホームページから購入した場合、
製品の発送元は日本国内となるため、関税や税金が加算されることはありません。
「HTC Vive」の特徴とは??
「HTC Vive」は、センサーを設置することで部屋の中を仮想空間に変貌させる
「ルームスケール」に対応しています。
これによってユーザーは自分が起こした動作をゲーム世界に反映できるようになるので、
「剣で何かを切りつける」「弓矢を撃つ」
「アイテムを掴んで持ち上げる」「身をかがめて攻撃をかわす」といった
アクションを実際にVR空間で体感できるようになるのです。
「HTC Vive」は座った状態でも立った状態でも利用できますが、
最大の特徴である「ルームスケール」機能を楽しむためには、
最小で1.5m×2m、最大で3m×4mの空間が必要になります。
尚、VRのゲームをプレイ中にユーザーが「ルームスケール」の範囲外へ出そうになった場合には
「シェペロンシステム」が警告を発するようになっているので、
安心してVR空間を満喫できます。
さらに、前面に設置されたカメラによって外部を見ることもできるようになっているので、
「ヘッドセットを装着したまま」現実世界の景色を見ることも可能です。
一旦休憩する度に脱着を繰り返す必要がないので、大変便利な機能だと言えるでしょう。
このVRヘッドセットをプレイするために必要なもの
「HTC Vive」単体ではVRを楽しむことはできません。
「HTC Vive」を使用してVRゲーム、もしくはVR対応コンテンツを楽しむためには、
別途パソコンを用意する必要があります。
「HTC」と「Valve Corporation」は、「HTC Vive」が動作する「必要動作環境」を定めているので、
パソコンを購入する場合の参考にしましょう。
「HTC Vive」の必要動作環境
- ・「CPU」・・・「Intel Core i5-4590」「AMD Radeon R9 290」と同等の性能もしくはそれ以上の性能を持つ製品
- ・「グラフィックカード」・・・「NVIDIA GeForce GTX970」「AMD Radeon R9 290」と同等の性能もしくはそれ以上の性能を持つ製品
- ・「メインメモリ」・・・4GB以上
- ・「ビデオ出力」・・・「HDMI 1.4」「DisplayPort 1.2」以降のインターフェース
- ・「USBポート」・・・「USB 2.0」以上が最低1個
- ・「OS」・・・「Windows 7 SP1」「Windows 8.1」以降、「Windows10」
以上のスペックをご覧になってお分かりの通り、
「HTC Vive」を使用してVRのコンテンツを快適に体験するためには、
「ハイエンド」と呼ばれる部類に入るグラフィックカードを組み込んだパソコンを用意する必要があります。
もし現在お持ちのパソコンが「必要動作環境」を満たしていない場合は、
パーツの換装、もしくは買い替えが必要になるので注意しましょう。
初期購入の際に含まれる同梱物を一覧紹介!
「HTC Vive」のパッケージには、「ヘッドセット本体」
「フェースクッション2個(顔面の保護用)」「ノーズレスト1個(光の差し込み防止)」
「ワイヤレスコントローラ2台」「ベースステーション2台」「3-in-1ケーブル」
「リンクボックス」「イヤホン」「ケーブル・充電器・アクセサリー」が収納されています。
VRのコンテンツを楽しむために必要な機材は全て入っているので、
「必要動作環境」を満たしたパソコンを持っていれば、
別途他の機材を購入する必要はありません。
開封してベースステーションの設置と各種配線、
そしてパソコンへの接続を完了すれば、すぐにVRゲームを楽しめます。
ただしセンサーによって動きを感知する「ベースステーション」の固定用器具は、
「壁に穴を開けて設置する」ことを前提に設計された器具なので、
賃貸物件にお住まいの場合は「支柱」になるものや、
穴を開けても良い部材を別途用意したほうが良いでしょう。
競合VRゴーグル「Oculus Rift」との比較
PC向けのVRゲームを楽しめる専用機器として
「HTC Vive」と肩を並べる存在と言えるのが「Oculus Rift」です。
現在「Facebook」傘下にある「Oculus社」によって開発された「Oculus Rift」は、
「HTC Vive」と同様「ルームスケール」に対応しており、解像度が2160×1200、
リフレッシュレートが90Hz、視野角が110度という基本スペックは「HTC Vive」と全く同じです。
「Oculus Rift」は現在、専用コントローラーの「Oculus Touch」とのセットが税込み50,000円で販売されていますが、
このセットでは180度までの「ルームスケール」にしか対応しないため、「HTC Vive」と同じ360度の「ルームスケール」を実現するためには、
追加でもう1個センサーを購入し、全部で3個のセンサーを設置する必要があります。
ちなみに公式ホームページで販売されているセンサーの価格は1個あたり税込み7800円です。
「HTC Vive」の販売価格が税込みで84,110円、そして、センサーを追加購入して
「HTC Vive」と同等の「ルームスケール」を実現させる場合の「Oculus Rift」の購入金額は
税込みで57,800円になるという計算です。
金額面だけで見ると「Oculus Rift」は魅力的ですが、
「ルームスケール」の対応範囲と精度では「HTC Vive」に軍配が上がります。
尚、「HTC Vive」では必要とされるUSBポートが「USB2.0」1個であるのに対し、
「Oculus Rift」の場合は「USB3.0」が3個と「USB2.0」が2個、
もしくは「USB3.0」が1個、「USB2.0」が2個必要になる点に違いがあります。
「Oculus Rift」を使用する場合は最新規格のUSBポートを複数持ったパソコンを準備する必要があるため、
使う人を選ぶ製品だと言えそうです。
最も顕著な違いは対応しているVRゲームの数で、
現時点で「HTC Vive」が1,500本以上のソフトに対応しているのに対し、
「Oculus Rift」の対応ソフトは約800本以上と、2倍近い開きがあります。
ただし両者共に専用のコンテンツがあるため、
最終的にはユーザーが何をプレイしたいか、という判断に委ねられることになるでしょう。
Fallout4がプレイできるのはHTCViveだけ!!
昨年「HTC Vive専用タイトル」として発表され、大いに話題を呼んだのが「Fallout4 VR」です。
大人気のオープンワールド型アクションゲームが「まさかの」VR参戦を果たしたことで、
真剣に「HTC Vive」購入を検討したユーザーも多かったはずです。
圧倒的な自由度と豊富なクエスト、そして核戦争によって崩壊した世紀末的世界観が特徴の「Fallout4 VR」は、
世界中で高い評価を獲得した「Fallout4」の世界をVRに移植したVRアクションゲームで、
「HTC Vive」の「ワイヤレスコントローラ」に最適化された操作性が魅力です。
「Fallout4 VR」をプレイする場合は「HTC Vive」一択となるので、
「Fallout」シリーズファンの人は「HTC Vive」を購入するしかありません。
より高クオリティなVRゲームを楽しみたいならHTC Viveで決まり!
PCゲームをVR環境でプレイするための機器の中では最もハイエンドな「HTC Vive」は、
販売価格も一番高いという特徴があるものの、プレイできるVRゲームや
各種VRコンテンツの数が群を抜いており、
価格相応の満足感が得られる製品だと言えるでしょう。
また主にゲームを提供する「steam VR」以外にも、アートやデザイン、教育、
ファッション、音楽、スポーツ、旅行、VRビデオなどの
豊富なコンテンツを提供する「VivePort」を利用できるので、
世界のデベロッパーが提供する最先端のVRコンテンツを存分に味わうことができます。
「HTC Vive」は、PCをお持ちで、可能な限りハイエンドなVR体験をしたい人には
断然オススメVR専用機器です!